Google Japanからの依頼を受け、千葉県印西市にあるGoogleデータセンターの採用映像を制作しました。これはGoogleからの2度目の依頼となるプロジェクトで、1度目はGoogleが支援する渡良瀬遊水地プロジェクトの紹介映像でした。
今回は採用映像ということで、特に日本人応募者に向けたメッセージ性を重視した映像を制作しました。その背景やこだわり、制作のプロセスをご紹介します。
Googleはそのグローバルなネームバリューによって多くの外国人応募者を惹きつけていますが、日本人応募者が比較的少ないという課題がありました。
特に次のような不安を抱える方々が多かったようです:
• 英語力が必須と思われている
• 外資系企業ということで応募をためらう傾向
• 業界未経験での応募に対する懸念
この映像では、こうした不安を払拭し、気軽に応募してもらえる雰囲気を作ることを目的としました。
映像は、全員(12人)のファシリティエンジニアが一斉に「私たちはファシリティエンジニアです」と語るシーンから始まります。これにより、Googleデータセンターの強いチームワークと、仕事で支え合う環境を視覚的に伝えました。
エンジニアたちが次のような質問に答え、自らの言葉で仕事内容や職場環境について語ります:
• 日々の業務内容
• 応募の決め手とためらいの理由
• 入社後の驚きや仕事への期待とのギャップ
• 活躍できる人物像
• この仕事の好きなところ
これにより、応募を検討している方が感じるであろう不安を解消し、親しみを持ってもらえる内容になっています。
映像の中盤では、印西データセンターの概要をテキストと映像でわかりやすく紹介。Googleの先進的な施設と技術に触れることができる職場であることを強調しました。
最後は全員のエンジニアがグリッド表示で次のメッセージを語り、締めくくりました:
最先端のテクノロジーとあなたのスキルで、
最高の仲間と、
最高の場所で、
最高の仕事を。
Googleのデータセンターで、未来を共に創りませんか?
この映像によって、Googleのデータセンターで働くことがどのような経験であるかを具体的に伝えることができ、日本人応募者が抱える不安を軽減する一助となることが期待されています。また、以下の点で特に注目を集める映像となりました:
• 外資系企業であっても、未経験者や英語に自信がない方でも応募可能であることの強調
• チームで支え合う職場環境や福利厚生の魅力をリアルに伝えた点
• 応募者目線での配慮を感じさせる親しみやすい構成
私たちMove-mentは、映像制作を通じてクライアントの課題解決をサポートしています。Google Japanとのコラボレーションは、私たちにとっても大変やりがいのあるプロジェクトでした。これからも、多様な視点を取り入れた映像制作で、クライアントとそのターゲットを繋ぐお手伝いをしていきます。
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